夫婦仲が悪化して離婚危機となっている夫婦にとって、夫婦円満で過ごしている夫婦にはどんな特徴があるのか気になるのではないでしょうか。
そこで、夫婦円満に過ごしている夫婦の特徴について考えてみましょう。
特徴その１：何役も兼ね備えている夫婦であること
夫婦と言えば、夫そして妻以外に役割はないと思っている人が多いかもしれませんが、夫婦がそれだけの関係しかない夫婦は長続きしないと言えるでしょう。
もちろん、子供がいれば父や母といった役割も加わりますがその他の役割がない夫婦は破たんしやすいと言えます。
夫婦円満に過ごしている夫婦は、お互いに何役も兼ね備えているものです。
夫や妻であるのはもちろんですが、時には相談できる友人であったり頼りになるきょうだいであったり、恋人、優しくしてくれる父や母であったりと、その役割は本来の夫や妻だけではないのです。
悩みを抱えているのに、夫あるいは妻の役割しかないから話を聞くことはできない、では結婚した意味がありません。
何かあった時に、一番初めに悩みや苦しみを共有できるからこそ、その人と結婚したのではないでしょうか。
お互いに、一つの役割しか持っていないと感じている夫婦は、今こそほかの役割を担って夫婦円満に過ごせるように努力してみても良いのではないでしょうか。
特徴その２：夫婦間で良く会話してよく笑う
会話が多く笑いがたえない夫婦は、周りから見ても夫婦円満に見えると思われますがそれがいつまでも仲良く過ごしていける夫婦の特徴と言えます。
会話は結婚生活においての基本です。
別々の他人である以上、自分の思っていることを発信していかないことには相手に伝わりませんが、夫婦間でも同じなのです。
どんなに些細なことでも、不安や悩みなど面倒なことでも夫婦で会話をしていくことでお互いの信頼関係を築くことが出来るのです。
そして、つまらないことで笑い合っている夫婦というのは、いつまでも円満に過ごしていける夫婦の特徴でも言えます。
結婚式のスピーチなどで「笑いのたえない家庭を作りたい」ということがありますがそれはその言葉通り良く笑い合う夫婦は非常に仲が良く夫婦円満に過ごしていけると言えます。
特徴その３：時々はストレス発散で喧嘩をする夫婦
何も喧嘩を全くしない夫婦が仲が良く夫婦円満とは限りません。
子供のため、世間体のために一見夫婦円満に見せているだけで、本当はもう愛情のかけらもない仮面夫婦である場合もあるのです。
喧嘩をすると、それがひどくなって離婚に発展するのではと恐れ入る人も多いのではないでしょうか。
だからこそ、不満があっても相手に対してそれを言わずに溜め込んでいませんか？
溜め込んだ不満は、いずれ不満のコップがいっぱいになって溢れかえることもあります。
そうなると、一気に相手への不満が爆発して余計に収拾がつかなくなることが考えられるのです。
そのため、夫婦円満に過ごしている夫婦こそ、時々はコップがいっぱいにならないように喧嘩をして不満を言い合い発散しているのです。
それが無意識かそうでないかはその夫婦によりますが、喧嘩をしてすっきりするということは相手に不満をぶつけたことで相手に対するストレスもなくなっているのです。
離婚を回避して夫婦円満に過ごしたいと考えているのであれば、時々はケンカしてお互いの思いをぶつけあってみるのはいかがでしょうか。