長い結婚生活の中で、一度や二度は夫婦仲が怪しくなって離婚を考える時もあることかと思われます。
そんな時は、離婚した人が後悔していることを学ぶことで離婚回避してみてはいかがでしょうか。
子供のこと
夫婦二人の問題で離婚危機となり、そのまま別れて他人になるだけなので問題ないですが、二人の間に子供がいた場合には話が別となります。
離婚するとなると、親権や母親か父親のどちらかに移ることになり、親権を持っていない方の親は子供に会うのに制限がかけられることもあります。
特に、離婚した場合よっぽどの理由がなければ親権は母親に行くことが多くそういう点では離婚してしまうと父親である男性は自分の子供になかなか会えなくなってしまうこともあるのです。
それ以外にも、母親が子供を引き取ることになった場合には母親は生活のために働かなければなりません。
父親がしっかりと毎月養育費を支払ってくれるのであれば良いですが、支払わなくても特別な罪には問われないためシングルマザー家庭で毎月きちんと養育費が支払われているところは非常に少ないとされています。
そのため、今まで父親が稼いできた分まで母親が稼いで来なければならなくなりますが、中途採用で正社員で雇ってくれる会社も少なく、その分母親は親権を取れたとしても子供の顔を見る余裕すらないほど昼夜働かなくてはならない場合もあるのです。
そして、貧困から子供の虐待にまで発展してしまう親も少なくないとされており、離婚が結果的に子供の将来や未来を狭めてしまう可能性があるのは否めないと言えるでしょう。
孤独に耐える必要がある
ずっと二人あるいは家族と結婚生活を続けていれば、たとえうるさいと思っていても家族のにぎやかさに満たされているものですが離婚してしまうと基本的に一人暮らしとなってしまいますので（子供を引き取った場合には別ですが）、帰ってきて部屋の電気をつけるのも自分の役目となります。
それまでは、温かいご飯と家族に迎えられた帰宅も、離婚したことで一人となってしまいますので寂しさが募ることもあるでしょう。
男性の場合、今まで妻がやってくれていた洗濯や掃除などもすべて一人でやっていかなくてはならずあまり得意ではない男性の場合には1週間であっという間にゴミ屋敷、となってしまうこともあり得るでしょう。
味付けが薄いと文句を言っていた料理や毎日のお弁当、アイロンのかかったシャツなど、すべて妻が自分の気づかないところで用意してくれていたことを、離婚してから感じる男性は多いとされています。
まだ遅くはないなら離婚回避の道を選ぼう
だからと言って、離婚にはデメリットばかりではないとは言えますが確実に一つのことを成就できずにバツがついてしまったという事実は残ります。
そこから学んで再度挑戦できる人であれば良いですが、これから新たに言相手を見つける場合にもバツイチや離婚経験者という壁が付きまとうのは目に見えていると言えるでしょう。
現在、確かにあなたの家庭は離婚危機かもしれませんが、もう少し離婚回避のために何かできるのではないでしょうか。
そのまま別れてしまえば、もう相手とは赤の他人であり、別々の人生を歩むことになります。
それでも良いのでしょうか。
相手は、もう全くあなたとやり直す気がないのか、もう一度よく話し合ってみることをおすすめします。
まだ何とか夫婦仲を修復できると言うのであれば、離婚回避のためにまずはしっかりと夫婦間で話し合い、この先もずっと相手とともに暮らし円満に過ごしていきたいと考えていることを伝えましょう。
そのためには自分に何ができるのか、二人でどう解決していけばよいのかも見えてくるはずですので、離婚回避を諦めずに前向きに考えてみてはいかがでしょうか。