夫婦仲の改善のために自分なりに工夫して努力しても、なかなか円満にならないという夫婦の場合離婚回避のための方法があまり良くない可能性があります。
そこで、離婚回避法におけるおすすめできない方法や悪い例とはどんなものなのか考えてみましょう。
目次
悪い例その1、自分を正当化するために相手を責め「自分は悪くない」と思う
喧嘩両成敗という言葉がありますが、100%自分に非がないケンカというのは世の中にはないと言えます。
もちろん、相手が浮気やDVをした場合には話が別ですが、不仲になった原因が深刻な理由ではなく少しずつ夫婦のスキンシップやコミュニケーションがなくなり夫婦としてうまくいってない場合にはお互いに不仲になった責任があると言えます。
なるべく「自分は悪くない」と思いたいのが人間ですが、夫婦の場合にはそれは悪い例となります。
自分を正当化したいから相手を責めたり、全く自分には非がなく相手がもっと努力してくれないから夫婦仲が改善できないという結論に持っていき、「お前が何とかしろ」と相手に責任を擦りつけるのは離婚回避法として良くない方法と言えるでしょう。
夫婦である以上、その関係がうまくいかないのは二人の責任です。
それぞれ相手に押し付けることなく、夫婦二人で解決していかなければならない問題ですので、自分にも非があることを認めましょう。
悪い例その2、離婚回避したいからと相手の思う通りに動く
これは前述の悪い例とは真逆で、自分に非があることを認め過ぎることで起こる悪い例です。
どんな人でも、一度結婚したのであれば離婚はしたくないものです。
そのことから、相手の機嫌を損ねないように嫌われないようにしようと相手の言い分の通りに動くのはあまり好ましくない行動と言えるでしょう。
結婚生活は無理をしていても長続きしません。
相手の意見だけを受け入れて自分の意見を言わずに、また「それはおかしくない?」と思う部分があっても言葉を飲み込んで言わないなどということをしているのは夫婦でなく主従関係ではないでしょうか。
本当に良い夫婦とはお互いに良いところも悪いところも指摘し合い本音で話すことが出来る夫婦なのではないでしょうか。
離婚回避したいからと言って、相手の意見はすべて飲み込み自分の意見は言わないという方法は、離婚回避法としては悪い例と言えるでしょう。
離婚回避する方法:気まずくてもしっかりと話し合いをしてお互いの気持ちを理解し合おう
一度夫婦仲が悪くなり、そこから関係修復のために話し合いをするのはある意味気が重く気まずいことです。
しかし、離婚回避したいのであればどんなに気まずく気が重くても夫婦間でしっかりと話し合うことはとても大事なことと言えます。
「言わなくても伝わるだろ」は幻想です。
このままちゃんとした話し合いもせず、誤解したまま離婚に発展して別れてしまっても良いのでしょうか。
本当はただ思い違いや誤解だったのに、それをはっきりさせないまま離婚することになっても良いのでしょうか。
離婚まで考えた後の夫婦仲の修復のための話し合いは、一回では済まないかもしれません。
それこそ何日、あるいは何ヶ月もかかるかわからないと言えますが、どんなに時間をかけても離婚回避したいのであればしっかりとお互いの意見を言い合い、わだかまりを解消して本音で話し合いをして修復していくのが望ましいと言えるでしょう。
これから何年、何十年とともに歩んでいくのですから、自分の意見はきちんと伝えそして相手を理解し共感していくことが、離婚回避をしてこの先の良い夫婦関係を作っていくためにも重要なことなのではないでしょうか。