離婚危機を回避するための話し合いで話すべきことは?

このまま放置していたら離婚してしまうような離婚危機に陥っている場合、夫婦間の話し合いは必要ですが、ただだらだら話をしているだけでは離婚回避することは難しいと言えるでしょう。

何を話してどう解決に向けて努力していくのかなど、離婚回避のための話し合いで話すべきことについて考えてみましょう。

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子供がいる場合には、まず子供のこと

離婚危機にまで至ってしまった状態でも夫婦二人の問題であればそれで構いませんが、二人の間にもし子供がいるのであれば子供のことをまず話し合うべきではないでしょうか。

子供は、あなたたちの母性や父性を満たすために生まれてきたのではありません。

仲の良い両親のもとで成長し幸せになるために生まれてきたのであって、子供の人生の主役は子供自身なのです。

もちろん、結婚相手がDVやモラハラをしてやむを得ない理由で離婚する夫婦もいますが、ただ夫婦二人が怠慢をしてきたせいで離婚危機となっているだけなのに、その負担を子供にまで背負わせるのは可哀想ではないでしょうか。

夫婦が離婚すれば、ただの他人になりますが子供にとっては親が別れて戸籍や名字が変わっても親であることには変わりはありません。

離婚するかどうかは夫婦二人の問題であったとしても、まず第一に子供の幸せのことを考えて話し合いをするのが良いと言えるでしょう。

夫婦をやり直せる妥協点はないのか話し合う

いつの間にか夫婦仲が険悪となり離婚危機にまで発展してしまっている場合には、今後夫婦仲を修復してやり直せる点はないのか話し合う必要があります。

要するに、お互いの妥協点を話し合うということです。

例えば夫が、お酒が好きで毎晩飲み歩いているのを、妻が良く思っておらずそれが不満となっている場合には、夫に飲みに行く回数を減らしてもらい子供と遊ぶ時間をもっと作ってもらうように話すのが良いでしょう。

また、妻があまり家のことをやりたがらず、部屋が散らかっているのが夫が気になって仕方ない場合には、夫も協力して掃除を手伝うようにするなど約束してみるのも良いでしょう。

自分が良かれと思ってやっていることを相手が良く思っていないのだとしたら、その点について変えて妥協し合う話し合いをすることは、夫婦仲を修復するためにはなくてはならない話し合いと言えるでしょう。

もちろん、どうしても歩み寄れない点もあるかもしれませんが、何とか自分が妥協すれば変えられる部分を変えようと話し合い決着をつけることで、夫婦間の空気が良くなり結果的に家族が幸せに過ごせることにつながるのではないでしょうか。

どちらが原因で離婚危機になったのかを話し合わない

逆に、離婚危機において話し合ってはいけないこととしてはどんなことがあるのか気になるところですが。

それは「離婚危機に至った原因はどちらにあるのか」という、いわゆる犯人捜しをするための話し合いは不毛なのでしないようにしましょう。

離婚危機に至ったその責任は、夫婦二人の責任だからです。

もちろん、どちらか一方が浮気やDV、モラハラなどをしてはっきりとした理由があるのなら話は別ですが、夫婦が仲良くしていく努力を怠ったせいで夫婦関係が険悪になり現在離婚危機に発展しているのであれば、その責任は夫婦二人にあるわけです。

「あの時あなたがああいったから・・・」「いや、そうじゃなくて自分はそういうつもりはなくて・・・」と言い訳をしたところで、どちらも「これでは離婚してしまう!」と焦って手を打とうとしなかったのであれば夫婦の責任であることは十分理解できるでしょう。

そのため、離婚危機にまで至った原因を相手に押し付けないようにしましょう。

一番つらくてかわいそうなのは、その怠慢な夫婦に振り回されて家族が離れ離れになるかもしれないと不安になっている子供です。

子供を悲しませたくないのであれば、お互いに離婚危機に至った責任を押し付けるような見苦しい真似をするのはやめましょう。

離婚を回避するためには、一に話し合い、二に話し合い、三にも四にも話し合いです。

とことん腹を割って話し合い、離婚回避できるように努力してみてはいかがでしょうか。

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