離婚回避は難しい?不貞行為を行った場合の夫婦の修復法とは?

ただ単に意思の疎通が足りないだけで夫婦関係が崩壊しているのとはわけが違うのが、「不貞行為」の有無です。

不貞行為を行ってしまった、あるいは不貞行為をされた場合でも離婚回避に向けて夫婦仲を修復することは可能なのでしょうか。

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なぜ不貞行為を行ったのかその原因を考える

不貞行為は浮気と混同して考えられることが多いですが実は違うことをご存知でしょうか。

不貞行為の場合は、戸籍上の配偶者以外の異性と肉体的関係を持ったことを指しますが浮気の場合はボーダーラインが難しいと言えます。

もちろん、浮気において肉体関係があればそれは不貞行為に当たりますが、やましい気持ちがある「気持ちの上での浮気」や、キスやハグなどの行為は不貞行為とはみなされません。

つまり、気持ちがあろうがなかろうか婚姻関係にある以外の異性と肉体関係を結んだことが不貞行為と定義されているようです。

そういうくくりで言えば、風俗で本番行為を行うのも不貞行為に入ると言えます。

離婚回避をするためには、なぜ夫あるいは妻が不貞行為を行ったのかその原因を考える必要があります。

たとえば、子供が生まれてから夫婦生活を行っていなかったことや、どちらか片一方が一方的に夫婦生活を拒んでいたなど、なぜ不貞行為を行う必要があったのかその原因を考え行かなければ離婚回避をするのは難しいと言えるでしょう。

不貞行為をされた側としては、自分を裏切った相手の気持ちまでなぜ考えなくてはいけないのかと思うかもしれませんが、実はそこに不貞行為を行った原因があるかもしれないからです。

怒りをそのままぶつけない

不貞行為を行った方はともかく、裏切られた側は腹わたが煮えくり返る思いかもしれません。

今まで家族の幸せのために頑張ってきたのに、それを裏切って不貞行為を行った相手を許せない気持ちも当然でしょう。

怒り心頭なのは仕方ないと言えますが、だからと言ってその怒りを相手にぶつけるだけでは離婚回避はできないと言えます。

そもそも悪いのは不貞行為を行った相手ですから、本来なら不貞行為をされた方が「離婚したい!」と考えるものだと思われます。

しかし、子供もいるし家族は崩壊させたくないと考えているのであれば、不貞行為をされた方も冷静になる必要があるのです。

それはつらく苦しいことですが、離婚回避のためこれからの家族の幸せのためにも頑張る必要があると言えるでしょう。

加えて、不貞行為をされ裏切られたからと言って、ただ怒りのままに相手をなじるだけでは相手の気持ちも離れて行ってしまいます。

不貞行為をした方が悪いのは当然ですが、一度よくよく考えてみましょう。

あなたに本当に落ち度はなかったのでしょうか。

実は、不貞行為をした方がそうせざるを得なかった理由は、もしかしたら不貞行為をされた側にあるかもしれないからです。

相手が不貞行為をしたその気持ちを受け入れる

不貞行為をされた側は、なぜ相手は不貞行為をしたのかその気持ちを考えてみましょう。

子供ばかりにかまけて、相手のことはおざなりになっていなかったでしょうか。

夫婦生活が嫌で、相手が傷つくような言い方をして拒んでいなかったでしょうか。

愛する人を裏切ってまで不貞行為を行わなければならなかったのには、それなりの理由があるのではないでしょうか。

相手がした裏切り行為を受け入れるのは難しいと言えますが、離婚回避をして夫婦関係を修復したいのであれば、ただ責めるのではなく相手を受け入れることも大切です。

結婚生活において、家族のいる空間は安らげるところでなければいけません。

しかし、様々なルールにがんじがらめになって少しも休むことが出来ないからこそ、相手は不貞行為で癒されたいと思ってしまったのかもしれないのです。

確かに、不貞行為を行った方が悪いのは当然なのですがだからと言って相手ばかりを責めていては夫婦で歩み寄ることもできずそのまま離婚となってしまっても仕方ないのではないでしょうか。

不貞行為があっても離婚回避してこの先も暮らしていくためには、相手のしたことを受け入れて夫婦二人で考えていく必要があるのではないでしょうか。

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