ある日突然妻から離婚届けを突き付けられた、あるいは書置き一つ残して出て行ってしまったなど急に妻に出ていかれると慌ててしまう男性は非常に多いと思われます。
急に離婚を申し渡されておたおたしないためにも、離婚回避するためには日頃から妻の気持ちについて敏感になっておくのが良いと言えます。
妻の「離婚したい」サインを見逃さないようにする
青天の霹靂のような妻の急な離婚の申し出に慌ててしまう男性がほとんど言えますが、妻にとっては急でもなんでもなく、「これだけサインを出していたのだからわかるでしょ」と思っているかもしれないのです。
つまり少しずつ離婚のサインを出しているのにそれに気づかない鈍感な夫がいけない、と妻は考えているのかもしれません。
最近の妻の行動や言動を思い出してみてください。
夫が妻の体に触れようとすると露骨に嫌がることはないでしょうか。
子どもを連れて理由をつけてはよく実家に帰ったり、一人で外出することが多くなったということはないでしょうか。
その他にも、ファッションやヘアスタイルが以前と変わったということはないでしょうか。
これらは妻の「離婚したいサイン」である可能性があります。
もっと上級者の妻の場合には、夫には甲斐甲斐しく尽くしている裏で実は着々と離婚の準備を進めている、ということもありますので油断することなく妻の離婚したいサインに敏感になって対処していくのが良いと言えるでしょう。
離婚を申し出された後でも遅くない!妻の気持ちを理解するには?
予想もしなかった妻の「離婚したい」という気持ちに、何もできずにただ茫然としていてはそのまま妻は出て行ってしまう可能性もあります。
また、「もう離婚したいと思っているのだから妻の気持ちは今更変えられない」とあきらめてはいないでしょうか。
妻の気持ちを理解するためには、すでに離婚を申し出された後でも遅くはありません。
間違いを正し妻が本当は自分に対してどうしてほしかったのかをきちんと理解して行けば妻の気持ちが変わって離婚を踏みとどまってくれることもあるかもしれません。
では、実際にはどうすれば良いのか考えてみましょう。
前述の、離婚したいサインから妻の気持ちを読み取ってみましょう。
「実家に良く帰るようになったり一人での外出が多くなった」という場合には、妻は日頃の家事や育児に疲れている可能性があります。
もちろん、夫も毎日仕事をして疲れているのは承知ですが育児や家事には終わりや休みがなく年中無休です。
夫が仕事が休みでゴロゴロしている時も、家族で出かけている時も妻は常にご飯を作ったり掃除をしたり子供の世話をしたりで休む暇がないため、時々は一人でゆっくりしたいと実家に帰ったり一人で外出しているのです。
その際には、「いつも有難うね」と感謝の言葉を述べるのも良いのですが、離婚回避をして関係を良くしていきたいのであれば「子供たちは見ているから好きなところに出かけてきなよ」と小遣いを渡すなどして妻の一人の時間を持たせるようにすることで、夫である貴方の株は急上昇するかもしれません。
女性は、ただ「感謝している」などとプライスレス事だけで満足出来ない人もいますので、自分の妻はどんな女性であるかも十分に考慮しながらしっかりと対処していくのが望ましいと言えるでしょう。
これだけはNG!妻の気持ちを変えるためにやってはいけないこと
妻の気持ちをきちんと理解して離婚回避するためには様々な努力が必要と言えますが、妻の機嫌を損ねないようにしたいからと妻の言うとおりに事を運んでしまうのはあまり好ましくないと言えます。
そこで、これだけは妻に頼まれてもやってはいけないNG行動を3つ挙げてみましょう。
まず、妻が離婚を申し出ている場合にはすでに妻の分だけ記入された離婚届を渡されることもあるかもしれませんが、その際にその離婚届に記入をしてしまうのはNG行動と言えます。
妻の方がすぐに提出しないと言ったとしても夫側が記入をしてしまえばそれで書類として完成してしまいそのまま役所に提出すれば離婚が受理されてしまいます。
本気で離婚回避したいのであれば、どんなに妻に言われたとしても離婚届に記入をするのはやめましょう。
次に、別居をしたいと言われることもあるかもしれませんが妻の気持ちを損ねないようにしたいからと別居してしまうとそれが離婚への近道となってしまいますので注意が必要です。
同居している夫婦と別居している夫婦とどちらが離婚しやすいかと言ったら断然後者であり、別居は離婚の第一歩とも言えますので絶対に応じないようにしましょう。
勝手に出て言った場合には、きちんと追いかけて家に連れ帰るようにしましょう。
そして、最大のNG行動はDVやモラハラです。
なかなか思い通りならない妻に対してイライラしてしまいつい手が上がったり暴言を吐いてしまうこともあるかもしれませんが、DVやモラハラをすることで夫側が確実に不利になるのでやめた方が良いでしょう。
一度でも手を上げてしまったら、妻側は弁護士を立てて離婚調停や裁判に持ち込むかもしれませんので、そうなるとさらに離婚回避に時間がかかってしまうと言えるでしょう。
離婚回避するにはお互いの理解や歩み寄りが必要となりますの。
妻の離婚したい意識を変えて夫婦仲の改善をして行くためには、今こそ夫の大きな努力が必要となってくるのです。