夫婦関係を修復するなら第三者を入れるのも有り?

夫婦間の話し合いではうまくいかずにどうにもならない場合には、夫婦以外の第三者を交えて話をするのも良いと言えます。

では、夫婦関係修復のためにどんな人を第三者として迎え入れればよいのでしょうか。

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夫婦が信頼している大人

夫婦関係がこじれてあまり良くない状態となっている時の話し合いでどんな第三者に入ってもらうのが良いか悩むところです。

お互いの両親や親族だと、意見が偏ってしまうこともありますので適任ではないと言えます。

では、どんな人なら良いのかと言えば、夫婦が信頼している身近な大人が近くにいる場合には、話し合いに混ざってもらうのが良いかもしれません。

結婚式で仲人をしてくれた上司や、年配の夫婦など夫婦二人の面識がありなおかつこの人であれば信頼して話し合いに立ってもらえると思う人が良いでしょう。

共通の友人でも良いのですがその場合にはなるべく中立な立場で話ができる人でないとどちらか片一方に味方をしてしまい余計に話がこじれてしまう可能性もありますので注意しましょう。

家庭裁判所の調停員

夫婦ともに信頼できる大人がそばにいない場合には、家庭裁判所の調停員を交えて話し合いをするのも良いかもしれません。

「調停って離婚してしまうのでは?」と思う人もいると思われますが、調停には離婚関係について話し合う離婚調停以外に、夫婦関係修復のために家庭裁判所に申し立てをして話し合いをする「円満調停」というものもあります。

この調停は、夫婦間で話し合っても折り合いがつかない場合に、調停員が夫婦それぞれに対して日頃から不満に思っていることについてなどを質問しながら、夫婦関係修復のためにはどうすれば良いのか筋道をつけてくれる話し合いでもあります。

もちろん、円満調停をしたからと言って必ず夫婦関係が修復できると言うわけではありませんが、調停員という第三者が入ることで冷静に話し合うことが出来るので夫婦二人で話すよりもより良い話し合いができると言えます。

家族の一員である子供

乳幼児などの幼い子どもの場合だと第三者になってもらうのは無理かもしれませんが、小学校低学年、中学年であれば第三者として話し合いに混じってもらうのもおすすめと言えます。

子供に夫婦のみっともないところを見せたくないと考える人もいると思いますが、子供は家族の一員でありもし両親が離婚した場合に一番生活に影響が出るのは家族である子供です。

子供のいないところで離婚を決める夫婦ももちろんいますが、本来であれば家族の一員である子供も家族の話し合いに入ってもらって当然と言えます。

子供としては、夫婦ともに仲良く過ごしているのが当たり前でやってきたわけですから、それが離婚となると断固拒否することもあるかもしれません。

しかし、夫婦関係を修復して離婚を回避するための第三者としてはまさしく適任と言えますので、家族全員でしっかりと話し合いをしていくのが望ましいと言えるでしょう。

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