夫婦仲が最近おかしいと感じている場合に、離婚回避するために様々な試みをしている人は多いとされていますが逆に離婚回避において絶対にやってはいけないこととはどんなことなのでしょうか。
これをしたら離婚回避どころか離婚に発展してしまう、やってはいけないことについて考えてみましょう。
話術に乗せられて暴力を振ったら相手の思うつぼ
もし二人の間にこれといった離婚理由がなく、離婚したい方が離婚理由を探している場合には相手はわざとあなたを怒らせて暴力をふるわせるようにすることもあるかもしれません。
暴力や暴言、モラハラ発言などは離婚理由として十分な材料と言えますので相手はそれを持ち出して離婚調停や訴訟を起こすこともあるでしょう。
そのため、二人で話し合いをするときは必ず理性を保ち冷静に話し合うのが良いと言えます。
相手の話術に乗って一度でも平手打ちをしてしまえば相手の思うつぼです。
離婚回避したいのであれば、モラハラ発言や暴力をふるってしまわないように意識しながら話し合いをしていくのが良いと言えるでしょう。
離婚したい原因を追究しすぎては逆効果
夫あるいは妻が離婚を要求してきた場合、あなたには全く非がないのに離婚したいというのにはそれなりの理由があると言えます。
付き合っている異性がいてその相手と一緒になりたいから離婚したいのか、あるいは莫大な借金を抱えているので、それを返済するために離婚したいのか気になるところでしょう。
離婚理由を知りたくても、なかなか教えてくれない場合も多々あるとされています。
離婚は、お互いの同意がなければできませんので離婚理由については離婚回避したいと考えるあなたにも知る権利はあると言えます。
だからと言って、探偵を雇って離婚理由を探ろうとしたり、会社や友人などに電話をかけて最近の様子を聞いてみるなど第三者を巻き込んで大事にしてしまうと、相手が逆上する可能性もあります。
その場合には、相手がとりあえず戸籍はそのままで何も言わずに別居を始めてしまい、あとは離婚調停や離婚訴訟などで顔を合わすだけになると、離婚回避のチャンスが少なくなってしまうと言えるでしょう。
いくら離婚理由をなかなか言いたがらないからと言って、周りに聞き込んでまで追求するのはやめた方が良いと言えるでしょう。
相手のご機嫌取りをするようなことをせず堂々としていよう
自分は離婚回避したいのに、相手が離婚を申し出ている場合にはそれを何とか取り下げてもらおうとあの手この手で様々な試みを行うことでしょう。
確かに、夫婦関係を修復して円満に過ごすための様々な試みであれば問題ないと言えますが、相手に離婚されたくないからと言って相手の奴隷になるようなことだけは避けた方が良いと言えます。
あなたが相手の言いなりになり、万が一離婚回避できたとしましょう。
しかし、その後の結婚生活が以前の仲が良かったような関係ではなく主従関係のような奴隷生活でも、それでも良いのでしょうか。
あなたが浮気や暴力をふるっているわけではなく、あなたにだけに離婚の原因があるわけではないのならあなたが卑屈になることは全くないのです。
離婚をちらつかされたからと言って、ご機嫌取りをするようなことはやめましょう。
離婚を申し出されたからと言って、あなただけが悪いわけではなく夫婦関係が険悪になったのは夫婦二人の責任なのですから、堂々とした態度で相手に接するのが望ましいと言えるでしょう。